「For unto us a Child is born... 」(メサイア12番)

(一人のみどりごが我らのために生まれた...)

ヘンデル作曲  1742年初演

2010年クリスマス更新曲



MP3です→こちらをクリック!!

ヘンデルが作曲したオラトリオ「メサイア」の曲というと、

「ハレルヤ」

をあげる方が大多数かと思われます。
実際、メサイアの中での知名度は群を抜いており、
また、高校の音楽の授業で歌われることも多く、親しみもあって、
このサイトでも2002年のクリスマス前に「ハレルヤ」のMIDIをアップしております。
その時にはボーカロイドも手元になく、まさに「カラオケ」でした。

ボーカロイドでメサイアを!

と思い立ったのがおそらく二年前、
……やっと……………………(形だけは)完成しました……

この曲はメサイア第1部(
メシア到来の預言と誕生、メシアの宣教)の12番です。
楽譜によっては11番や13番になっていることもあります。
ヘンデル自身が番号を付けたわけではないので、そういうこともあるのだそうです。
歌詞は以下の通りです。

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For unto us a Child is born,
unto us a Son is given
and the government shall be upon His shoulder
and His Name shall be called
Wonderful, Counsellor,
The Mighty God, The Everlasting Father,
The Prince of Peace.


一人のみどりごが私達のために生まれる。
一人の男の子がわたしたちに与えられる。
権威が彼の肩にある。
その名は「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれる。

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新約聖書イザヤ書9章6節がそのまま歌詞になっているそうです。
歌詞を見てお分かりの通り、イエスの降誕を喜ぶ歌で、
メサイアの合唱の中では最もクリスマスに相応しい歌ではないかな、と思っております。


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歌は昨年に続いてボーカロイドの「がくっぽいど」「メグッポイド」の二人に
歌って貰いました。

が……よく考えてみないでも、彼らは英語の発音には対応していませんでして……
思いっきりあんまりなカタカナ発音で、英語を母語としない方が聞いても
噴飯モノになってしまいました。
(実は私も作りながら「駄目だァ……!」と頭を抱えていた次第でして……)
しかし、1年以上断続的に付き合ってきた曲ですので……
よろしかったらご笑覧(聴?)下さい




それでは皆様


Merry Christmas!!


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