作曲者不明（古くから伝わるイングランド西部の民謡）
（2003年のクリスマス更新です）
2003年も押し詰まって参りまして、商店街ではクリスマスソングが鳴り響いております。 さて、今回の曲は皆さんご存知ですよね。 いや、管理人、無学のため、本当に上のように思っていました。 ですから、作曲年も20世紀に入ってからだと確信しておりまので、 ＭＩＤＩとしてサイトアップできるとは考えてもみなかったのでした。 ところが、あるときふとネット上でこの曲の検索をかけてみましたら、 かなり古くからある曲だということがわかりびっくりしました。 キャロル(carol)とは中世の民衆的な歌のことで、 賛美歌ではありませんが、宗教的や道徳的な色彩が強く、 クリスマスに関係した曲が結構たあくさんあります。 クリスマス・キャロルといわれる言われる所以ですね。 よく海外の映画などで子供たちが雪の中、近所の家々を巡って 歌をうたっている場面があるとき、歌われていることがあります。 先日渋谷のセンター街に行ったとき、海外の方の子供たちが 雑踏のなかでキャロルを歌っていました。 日本でのクリスマスは敬虔なクリスチャンの方以外では ひたすらに商魂たくましきものとなっている感がありますが 本来のクリスマスは楽しくはあっても、救い主の誕生を喜ぶ、 もっと静かなものなのでしょうね。 ネットで歌詞を調べてみましたら、かなり長い歌のようです。 日本語訳を載せていらっしゃるサイト様も数多くありましたが、 サイトによって解釈がさまざまで私は大混乱しておりました。 ・・・・・・で、一応自分なりの訳をつけてみます。 We wish you a merry Christmas クリスマスおめでとう！ We wish you a merry Christmas We wish you a merry Christmas And a happy New Year! そして新年おめでとう！ Glad tidings we bring 僕たち、私たち、嬉しい知らせを持ってきたよ To you and your kin 君にも、君の家族にも Glad tidings for Christmas クリスマスが来るって言う嬉しいお知らせ And a happy New Year! そして新年のお知らせ！ We want some figgy pudding イチジクプディング食べたいなぁ We want some figgy pudding We want some figgy pudding Please bring it right here! 早くここに持ってきて！ Glad tidings we bring To you and your kin Glad tidings for Christmas And a happy New Year! We won't go until we get some 貰うまで帰らないからね We won't go until we get some We won't go until we get some So bring it out here! だから早くここに持ってきてね！ Glad tidings we bring To you and your kin Glad tidings for Christmas And a happy New Year! We wish you a merry Christmas We wish you a merry Christmas We wish you a merry Christmas And a happy New Year! Glad tidings we bring To you and your kin Glad tidings for Christmas And a happy New Year! 私の訳が悪いのか、殆どプディング目当てに村の中を練り歩いている食いしん坊の子供たちのような感じになってしまいましたが、本来どういう歌なのでしょうか。 ここにサイトアップしたのは、器楽曲としての編曲のため、 音楽に合わせて歌うことは少し無理がありますのでご了承下さい。 今は小学校の英語の時間で簡単な歌としてよく歌われているようですね。 ・・・・・・・初めに聞いたとき、 ウイ ウイッシュ うにゃむにゃ クリスマス としか聞き取れなかった英語音痴の私としてはなんとも複雑です。 ＭＩＤＩ部屋へ戻る |