エルミカーレ＝ポンキエルリ作曲 1876年
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フルートと弦の可愛いメロディラインに グロッケンシュピールのキラリン★とした高音の響き （グロッケンシュピールって記音より２オクターブ高い音なんですね！びっくり！） なんだかこの曲知っているなあ・・・・・ たしかダメージケアのシャンプーのＣＭで・・・・・ と思い調べてみましたら、 小柳ゆきさんという方が 歌っていらっしゃる 「Lovin'you」 という曲だったのですね！ シャンプー以外にもビールだの車だのパスタだののＣＭに使われています。 可愛らしいメロディラインがＣＭに使いやすいのでしょうか。 そして、実はこの曲、1960年代には、 日本怪獣映画史上に残るモスラも呼べる小美人（違） ザ・ピーナッツのお二人が歌っていらした 「レモンのキッス」 という曲だったのですね！ そしてそしてそれより前、海の向こうアメリカでは ナンシー＝シナトラさんと仰る方が歌っていらした 「Ｌｉｋｅ Ｉ do」 という曲だったのですね！ 他にも何人かの人に歌われているようです!! そしてそしてそして！！！（ぜいぜいぜい） 本当の本当はこの、 「ジョコンダ」中のバレエ音楽なのです。 さぞかし可愛いお話なのだろうｖ・・・と思って調べましたら ヴェネツィアの歌姫ジョコンダが思いを寄せる青年は、 敵によって政界から蹴落とされた過去を持ち、彼の嘗ての恋人は、 その敵によって奪われ、無理やりに妻にされてしまっています。 しかし、青年は敵の妻となった女性に今でも思いを寄せ、密かに逢瀬を続けていました。 それを密偵に気づかれ、窮地に陥る青年。 ジョコンダは彼女にとっては恋敵にあたるかの女性と青年を救うため、 自分が、さも気があるかのように振舞って敵をひきつけます。 そして、青年と彼の愛する女性が逃げおおせた後、 最も憎むべき男の手に自分が汚される前に自分で命を断つのでした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・痛いです(T_T) このバレエ音楽“時の踊り”はジョコンダが悲劇に向かって突っ走る中、 それと裏腹に華やかな舞踏会の会場で踊られる曲です。 「夜明けの時」「昼の時の入場」「昼の時の踊り」 「夕方の時の入場」「夜の時の入場」「フィナーレ」 の６部分に分かれており、「フィナーレ」も聞いたならばだれしもが お、この曲か。 とわかる有名なものです。 大きな曲の一部分だけがポピュラーになっているものはとても多いですし 元の曲を知らないでもどうってことはないのですが、 ジョコンダのお話を知った上で聴くと、なんだかまた別の感慨がありました。 ああ、でも本当に単独で聴くと、可愛い曲ですねｖ 戻ります |